半径何メートルかの。

どうもこんばんは。須藤飛鳥です。もう明日香って書くのはめんどいからいいや。
めちゃくちゃ私事なのですが、このブログの累計閲覧数が1000を越えました。
何これ、めちゃくちゃうれしい。
細々と、感情たれながしの文を24回も書いてきたわけですが、やっぱり人にみられるというのはいいですね。頑張ってでも書こうっておもいました。
少しずつですが、これからも書いていきますので、何卒、あたたかい目で見てやってください。


見る、といえば、本日guizillen センチメンタル・ジャーニーズのAチーム見学に行ってきたんですよ。
今回のこのセンチメンタル・ジャーニーズというお芝居はダブルキャストではなく、二本立て、という事になっでして、タイトルこそ同じ、めちゃくちゃ大まかな設定こそ同じですが、全く違うお話、お芝居となっております。

なので、反対チームを見るのが楽しみで、本日ついに観ることが出来たわけです。


くわしく感想を書いてしまうと、ネタバレになってしまうので、何となく感じたことを今回はブログに書いていこうと思います。このブログを読んで、誰かがAチーム見てみたいとおもってもらえたら幸いです。


そもそも、どんな話なんだいというと、オカマが少年を拾い、なんやかんやある。
という話です。(ネタバレ回避のためとはいえ大雑把、すみません。)

オカマたちと少年の出会いが、オカマたち、そして少年の人生を変えていくわけなのですが、
まずね、オカマたちの個性がすげぇ。もうてんこ盛りですよ。単純に多種多様のオカマたちのビジュアルだけでも十分面白い。それでいてみんな各々の気持ちとか、理由とかが見えるからいいなぁーって思った。



勝手なイメージ、なのだけど、もしくは偏見、なのだけど、オカマって、普通の人より他人に優しい気がする。
こう何か、いわゆるパーソナルスペースみたいなのが、普通の人は自分がはいるだけ、ちっちゃくて狭いものなんだけど、オカマは、ちょっと広くて、もう一人入れるだけのスペースがある。
それは友人だったり、同僚だったり、色んなくくりがあるのだろうけど、最初から拒絶するのではなくて、一旦、うけいれる。そんはイメージがあるのです。

他人に優しくするのって難しいと思うんですよ、ただでさえ、自分のことで精一杯の世の中で、他人を自分の一部に加えることはある種すごい苦痛のようなもの。自分めですら幸せじゃないのに、他人のことなんて知るかー!ってなりそうなもんなのに、この物語のオカマたちは少年を受け入れるわけです。

そこにはもちろん、色んな考えがあるのだと思う。
自分の欲望だったり、同情だったり、仕方なくだったり、巻き込まれたりだったり、その人にしかわからない
色々な状況、気持ちがあるのだとは思う。



でもさ、

そんなの、どうでもよくね?
理屈じゃなくね?

なんにせよ、オカマたちは少年を受け入れた訳です。
それは奇跡でもあるし、運命でもある。
あのとき出会ったからこそ起こったわけで、なんかもうそれだけですげーことじゃん。
すばらしいことじゃん。
そういうのあるじゃん。
大事なことじゃん。
拾った後どうしようとか、問題やまずみだとかあるかもしんないけどさ、そんなことどうでもよくなるくらい、温かいもんがあるなって。
あのとき、手をさしのべてよかったなって。
嬉しいなって。

純粋にいいなぁって、そう、思いました。

もちろん、これはお芝居で、物語なので、ちゃんと結末があります。彼らのお話は一旦終わるわけなのだけれど。
ても、見て頂いた人にもなにかが残る。何かが宿る。そんな気がした。月並みだけど、普段忘れてる、見ないようにしてる大事なものに、ちょっぴり触れてみたくなる素敵なお話でした。




いやー、良い刺激もらいましたよ。
僕らBチームも負けてられない。違う話ではあるけども、大事なとこは一緒。
他人の心を動かすのは、やっぱり、人の心だ。
み身に沁みた。がんばろ。



ということで、guizillen センチメンタル・ジャーニーズ。AB共々、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
デ出来れば、皆さんの一部、何処かに、潜り込めたらいいなぁー。


須藤飛鳥