あなたがたは知っていますか??

面白いお芝居が、あることをー

 

 

 

どうもこんばんは、須藤飛鳥です。

 

 

先日、朗読公演 イチゴエン『賭け』一足お先に千秋楽でした。

公演は明日までやってます。是非に。

 

ということで毎回恒例?

自分なりの感想を書いていこうかと。

 

 

 

朗読公演。

つまり、朗読するんです。お芝居とはちょっっと違うんですよ。

いや根本的なものは同じかもしれないんですけど、でも今回の朗読公演は飛び出す朗読なんで(見たらわかる)、舞台に近いもの何ですけど、まぁとにもかくにも初めての経験でした。

とっても、とっても貴重な経験をしました。誘ってくださってありがとうございました。

 

 

 

僕は、文字が好きです。

 

言葉といってもいいかもしれません。文字ってとても綺麗なんですよ。意味を含めてでも、含めなくても、文字や言葉は綺麗だなぁと僕は思います。

なんだか冷たい無機質のように感じるそれらに、音や、感情がのって飛び出したとき温度を感じる。

とっても綺麗じゃないですか。

だれかが文字を、書いたり、喋ったり、打ったりすることとで、暖かい、ときには冷たい何かが宿る。

その温度を感じられる時、それが堪らなく好きです。

だからきっと、こうやってブログも書いているんでしょうね。

 

そういう愛おしいものを、今回の朗読公演はとってもとっても感じられるものでした。

なんてことないシーン1つ1つ全部良かった。

あぁ、すげぇなぁって。

多分正解なんてものは厳密にはないんでしょうけど、この座組でやる賭けという作品の言葉のあり方はきっとこれが正解なのだと、そう、思いました。

 

とあるキャラクターがね、語りかけるんですよ。

知っていますかと?

想像出来ますかと?

たっくさんの温度が乗った彼の言葉は多分、大げさな事を言えば、耳さえあれば満たされる。

思いえがけば全てがそこにあると、彼は持っていないのに、知っているようでした。

 

僕はあまり生々しいものが得意ではなくて、ついつい上部だけでも綺麗なものを追いかけたくなるのですが、生々しいからこそ、綺麗なものを見た気がしました。

綺麗とは見えるだけではない、もっと簡単な単純なものなんだなぁって。

その深度が深ければ深いほど刺さりやすいだけなんだなぁと。

思ったんですね、ぼかぁ。

 

舞台とは一味違った、こう自分の中に何か入ってきて内側から訴えかけてくるようなものがありますよ。

朗読。

とてもよかった。

 

これを、沢山の人の人生の変化に纏わるお話を、人との縁を大事にする人が、形にしてくれて、呼んでくれて、参加出来たことはとても素敵な事でした。

改めてありがとうございます。

 

 

目を閉じて、

閉じなくてもいいけど、

想像してください。知ってください。

あなたが知らない沢山の事を。

ありふれた綺麗な事を。

 

きっと、素敵なことですよそれは。

それを何と呼ぶのか、どんな言葉で表すのか

 

 

 

あなたがたは知っていますか?

 

 

 

 

 

須藤飛鳥