立つ鳥、何処へ行こうかな
どうもこんばんは、
須藤飛鳥です。
本日発表があったようにTEAM空想笑年は解散します。そのことについて自分の気持ちを書きたいなぁと思ったので書きました。
と、言っても、どうしようもなく言いたいことがあるとかではないんですが。
空想笑年は、僕が一番お世話になった劇団です。
その昔、どうしても演劇やめなきゃいけなくて一度離れ、いざ復帰しようとなったときに古巣で芝居をしたのですが、その時に縁があって有賀さんや、創太郎さん、阿部さんに出会い、何度も客演で出して頂いて、劇団員になりました。
第二回公演の手伝いをやらせてもらって、公演を見せてもらって物凄く面白くて。
打ち上げに呼んでもらって、大入り袋の風習を知って、最後嬉しそうに握手をかわす有賀さんと創太郎さんに物凄く憧れました。
俺もあんな風になりたい。今でも鮮明に覚えています。
僕がここまでこうしてこれたのは間違いなく空想笑年があったからです。
劇団員になってすぐ、コロナが流行りました。正直、このタイミングかよと思いました。
そりゃあもうしんどかったです。
お芝居がしんどいんじゃあなくて、楽しくお芝居を続けるのがしんどかったです。
いや?楽しいお芝居があるから、お前は楽しいんだぞって言いくるめるのがしんどかった、かな。
ただ、苦しい思いがあれこそ、空想笑年に入った事を間違いだったとは思ってません。
やはり僕にとっては特別な場所でした。
コロナがあったり、コロナがないにしても、そりゃあもう色んな方に迷惑をかけながらもここまで来ました。
多分、今までと同じようにはお芝居をすることは今は出来ません。
あの日みたキラキラや憧れは、眩しすぎて今は伸ばす元気がないのです。
ただ、僕はとにかく女々しいので、多分一生お芝居に憧れるし、一生表現するということに惹かれるし、知ってしまったあの喜びを無かったことには出来ないのです。
だから、ぐずぐずと、ちょっとずつ手を伸ばしてうだうだし続けるんだと思います。
それが、いつ爆発してもいいように、いつでも動けるようにしばらくは準備をしたり、沢山のないがしろにしてきてしまったもに向き合っていこうと思っています。
そうやって、一歩一歩すすんでいって誰が見ても胸を張ってるなと、気づいてもらえたらいいですね。
それはそうと、僕は劇団員なんで解散公演の本をよんだんですよ。
滅茶苦茶ワクワクしました。
月並みな言葉だけど、空想笑年が詰まってました。
キャラクターが勝手に喋り初めて、面白いところでニヤニヤしちゃって、次はどうなるんだろう、どうやって最後までいくんだろうって物凄くわくわくしました。
とっても大事な気持ちをふるい上がらせてくれました。
見てほしい、そう思います。
結局、これからの事なんてわからないけども、きっと大丈夫だと、身勝手な言葉を投げ掛けて、調子いいなぁと笑ってやろうと思います。
最後までどうぞ、お付き合いください。
須藤飛鳥