なんでもないよ、なんでもないよ。

タイトルは大好きになった歌の歌詞から。


なんだか、素敵なものを、誰かに届けたいよ。
そんなものが愛おしい。羨ましい。




どうも、こんばんは。
須藤飛鳥です。

お久しぶりです、お久しぶりですね。
皆さんは元気にしてますか?
僕はなんとかかんとかやってます。
というのが、誰かに届くといいですね。



最近、芝居や役者などと関係ない人達と関わる事が多くてですね、その方達のお陰で楽しくやっていけてるので僕なりにラブレターを書こうと思って筆をとった次第です。
直接言おうもんなら、イテテテテーと言われかねないんでね、こうやってるわけですよ。


この歳になって、というほど、歳はとってないですけど、それでも新しく友達になりたい、なってほしいと思える人に出会えるのは嬉しい事ですね。
なんか、ほんとどうでもいいような、次の日には忘れてるようなしょうもない話をして、バカみたいに、ガキみたいに笑って過ごしています。

役者になりたいと、思ったあの頃。
特別になりたかったんですね。
キラキラしたあの画面の向こう側は、ものすごく楽しそうで、そっちの一員になりたくて、飛び込んだ訳ですが、
もちろん、やってみても楽しいですけど、ただ、
そんなことしなくても、こうやって仲良くなりたい人と、時間も忘れてバカやってるのもキラキラしてるんだと、
当たり前の事に、当たり前のように、再確認しました。
当たり障りのない特別が、あるんだなと。
そういうものが欲しいんだなぁと。

堪らなく、堪らない気持ちになりました。

いまの僕に後悔はなくて、たぶん、こんな風な道を別の形でも選んでたんでしようが、
その先でも、いまのこの気持ちを知りたいと深く、深く思いますね。





そんで、なんだかとてもとても寂しくなりました。
こうして綴っているのです。



そんな人が、そんな瞬間が、これを読んでくれている人にも、訪れることを、もうある事を強く、強く、願います。


そして、願わくば、僕もそこに含まれてる事を、












いや、なんでもないです。

なんでもないよ、なんでもないよ。




須藤飛鳥