ホワイトモカ

僕は今、スタバに向けて歩いています。
芋けんぴが飲みたいのです。
歩いてて気が変わらなければいいな。

どうも、こんばんは。須藤飛鳥です。


いやー、スタバいいですよね。
最近はハニーミルクラテが飲みたいのでタリーズに浮気しがちですが。
それでも、初めてスタバを飲んだときは感動したな。
あんなに高くてよくわからない飲み物は自分には縁がないと思ってましたからね。
何で飲んだんだっけ。

あ、そっか。彼女が飲んでたんだ。



ということで、今日はスタバに向かいがてら元カノとの思い出話をしようと思います。
元カノといってももう10年も前の事なんで時効ですよ時効。
彼女Twitterもやってないから伝わらないだろうし。
まぁ、所詮思い出話なんで温かく見守ってやっくださいな。普通のありふれた話なんで。



彼女との出会いは専門学校ですね。同じクラスだったんです。
俳優専攻だったんですけど、一クラスしかなかったんで自然とクラスのみんなの事は覚えていきました。

僕はですね、今で言う、大学デビュー?みたいな感じで初っぱなから大分浮かれてたと思います。高校まで家が厳しくて、その反動もあったかと。
彼女のほうはどちらかというとおとなしい印象だった気がする。詳しくはおぼえてないなぁ。

そんな感じで浮かれまくってたんで、もうやりたい放題でしたよ。何をするのも楽しかった。騒いで騒いで騒ぎまくってました。

俳優専攻のクラスは授業もそれっぽい事をするわけで、ボイストレーニングだとか、基礎トレだとか、ダンス、日舞、ジャズ、とまあお芝居に関係ありそうなことをやるわけです。

その中でも一番の目玉は舞台でしたね。先生が選んだ台本をみんなで稽古して、衣装を考えて、小道具作って、先生が演出して、みんなの前で披露するわけです。
僕の初めての舞台ですね。
演目はシェイクスピアの夏の夜の夢でした。
まぁ芝居の内容はそれほど関係ないのでおいておきます。

とにもかくにも自分たちで作っていくわけですよ。何もかも僕にとっめは初めてで、放課後とかも残ってあーでもない、こーでもないと稽古するわけです。
残念ながら彼女とは違うチームだったのですが、それでもたまに会えば話を聞いたりしてました。今にして思えばこの時から少し惹かれてたのかなぁ。どうなんだい?あの時のおれよ。

転機が訪れたのは夏休み。




と、書いてきたけど、何か違う気がしてきた。
このあとなんやかんやあって彼女と付き合えて、なんやかんやあって別れてしまう訳ですが、淡々と、出来事を書いてもなんの意味もないや。
いや、自分から書いといて何いうとんねんって話しなんですけどね、
思い出もを文字におこしたところで、それは文字でしかないんだなと、急にむなしくなってきちゃって。
それならもういいかな、ってなってしまいました。

僕はこのブログを始めるにあたり、一つだけルールを作りました。
それは嘘をつかないということです。ここに書いた気持ち、出来事に嘘はありません。それはこれからも同じで、このままこの思い出を書いていたらなんか脚色してしまいそうで、イヤだな。って思ったのです。

中途半端だけど、今のこの気持ちに従おうとおもいました。すみません。


何故こうも深夜は感傷的になるんですかね。しかも僕のスマホからは今フジファブリックの赤黄色の金木犀が流れてきて追い討ちをかけてきてますよ。
あ、サビだ。

感傷的な気持ちになったらもう浸るしかない。僕はそう思います。
寝て起きたら忘れてるかもしれないし、恥ずかしくなるかもしれないけど、大事な時間だと思うんです。
ただ一人、自分と会話できる瞬間が。
僕の場合は、こうやって歩きながらブログを書いて浸っているので中々面白い状況ですよ。
頭の中は振り返ってるのに、体は前に進んでいるから。いい時間だ。

今回は思い出を書く事をやめましたが、また気が向いたらまた何か書くんだと思います。
僕の思い出は僕の思い出で、共有することは出来ないのかもしれないのだけれど、別の意味はきっとあるんだよ。一度書きたいと思ったんだから。
ね?




ふー。全然まだまだスタバに着かないよ。このままでは芋けんぴより疲れのほうが勝ってしまうかもしれない。困った困った。

あ、そういえば、僕ね、今のところスタバでホワイトモカ以外自分で買ったことないんですよ。
初めて飲んだとき、凄く凄く美味しくて。

なんでかなー。




須藤飛鳥