決戦前夜 -今更諦められるか。

遠足の前日は眠れない、テストの前日は現実逃避。
どうもこんばんは。須藤飛鳥です。


いやー、遂に本番ですよ。guizillen センチメンタル・ジャーニーズ。
Aチームは本日初日を迎え、我らがBチームは明日、初日を迎えます!
ただただ楽しみですよ。稽古してるときから楽しいんですけど、やっぱり舞台はお客様に見てもらってこそ。一体どんな反応が僕らを待っているのだろうか、わくわくしますね。


誤解を恐れず言うと、guizillenのお芝居は好き嫌いが分かれやすいものだと思います。
僕は大好きですけど、苦手なひともいると思います。それは面白いつまないではなくて、合う合わないかなと。
でも見に行かないと、合うか合わないかはわからない。だとしたらば見に行った方がいいと思う。それだけの価値がguizillenにはあります。だって面白いもん。


佐藤辰海の本には魔力がある、魅力がある。見るひとの心をつかんで離さない魅力が、そして演じている役者の心をつかんで離さない魅力が。書きたい、見てもらいたい、伝えたい、感じて欲しいという思いがこれでもかと溢れています。
だから僕らもそれに必死に食らいつく。そうするとたつみが更に欲求をだす。僕らも負けじと食らいつく。そうやってここまでセンチメンタル・ジャーニーズを作ってきました。

気持ちに嘘のない、作り物だけど、何処にでもある、でも、そこにしかない、慌ただしい、素敵な話。

いいもの、出来ましたよ。

絶対、絶対何か引っ掛かるはずです。
僕はこの舞台に出れて本当によかった。あの場所にいなかったらきっと後悔してた。
それだけ、本気で、作ってきました。

明日から皆さんに見てもらえるのが楽しみです。
限りのあるオカマとしての人生、燃やしてまいります。

やるぞ、俺はやる。私はやる。

もっともっともっともっと。みんなよろしくね。


でも、ここだけの話、一番美人なおかまは僕です。
負けません。一番。



須藤飛鳥