AM4:27-SELFISH 『BreathtakingBeauty.』

はじめにー


ここまで見に来てくださりありがとうございます。
AM4:27-SELFISHという団体(僕しかいません)の須藤飛鳥といいます。
こちらの記事は、コロナ渦でエンタメがやりずらい、触れにくい中、だからこそ今出来る事は何かないか?自分に出来る事を、やりたい事をやってみよう。
そう思い企画に至った BreathtakingBeauty.の概要、そして僕の気持ちを綴った記事になります。
最後まで目を通して頂けたら幸いです。



企画概要ー


BreathtakingBeauty.
ーそれは、息を飲むほど美しいー


事の発端は、僕が今年の7/15にツイートしたひとつの呟きになります。
以下本文↓
https://twitter.com/fs1229suu/status/1283316487017517057?s=19
こうさ、ソーシャルディスタンスも兼ねて、四方をアクリル版で囲まれた狭いスペースのなかに、めちゃくちゃ綺麗に着飾った俳優女優をテーマごとに入れて鑑賞する『閉じこめられた博物館。』
的なことしたい。
息を飲むほど綺麗なやつ。


このツイートに、僕が思っていたよりも多くの反応を頂きました。


僕は普段、舞台役者をしているのですが、現在コロナの影響により役者は、お芝居は、エンタメは、以前の様に自由な発信が出来ずらい状況になっています。
そして、見に来てくださるお客様も、手放しには劇場足を運びずらい状況です。(あくまで、僕は舞台役者なので、直接足を運び生で舞台を観劇する、という舞台芝居に限った主観ではありますが。)


そんな中、ふと思ったんです。
触れる事が厳しいのであれば、触れられなければいいんだと。

制限、というのは何も悲しいものばかりではない。
制限があるからこと美しく、綺麗で、価値のあるものもあるんじゃないかと。
ドラマや映画、小説などでもそういったものは沢山あります。
身分違いの恋愛、権力圧力による弊害への反抗。様々な制限を乗り越え、進んでいく様は見る人に感動を、おもしろさを伝える事が出来る。
舞台に至っては、お客様をその場に招き、生で、リアルタイムでお芝居をします。加工や編集は出来ません。でもだからこそ、胸をうつ瞬間があると僕は思います。

制限は、より綺麗に見せる手段になるんです。

本企画、BreathtakingBeautyでは、そんな制限を利用し、美しく、息を飲むほど綺麗なものの表現を目指しています。



BreathtakingBeautyとは何なのかー


あらすじ
閉じ込められた博物館ー
それは、どこかに在ると言われる綺麗なモノだけが集められた場所。
切り取られたモノたちは、それは幸せに、そこに閉じ込められているという。

コンセプトは、息を飲むほど美しいものです。


そういった形の展示(個展?公演?)をしたいと思っているのです。
詳しい場所、日時は決まっていませんが、今年の十二月中旬頃に、都内の何処かに会場を借りて、この閉じ込められた博物館を展示します。
会場内に、アクリル版で四方を囲まれたスペースを用意し、その中に役者さんやレイヤーさんなどを配置、それぞれのテーマの元、スペースごと装飾を施し、多種多様の綺麗なモノを展示する。という形です。

アクリル版で四方を囲むという制限を設けることにより、それぞれの世界観、綺麗なモノの方向製を独立させて作品としての完成度を高めます。アクリル版で仕切られていることによって触れられないというのは、目の前にあるのに触れる事が出来ない、そのもどかしさを発生させより感情を揺さぶる。
また、飛沫の危険性も下げることができると考えます。

そして、息を飲むほど美しい→息をするのを忘れる→飛沫しない というのも少しかけています。


それぞれのスペースでは、制限、そして欲をテーマに作品を作ります。
欲というのは、僕らが生きている上で切り離せないものです。あれがしたい、これが食べたいなど、執着が強ければ強いほどそれは原動力となり、自身を、そして周りの心を動かすことが出来る。
そこに制限を加えることによって、その欲はさらに強いものになって、より強く、多くの心を動かすことが出来ると思っています。

この二つをテーマとして用いて、スペース事に装飾を施し、それを複数用意して、息を飲むほど綺麗な、閉じ込められた博物館をつくりたいのです。



サンプルとして用意した写真は、『成れの最果て』というタイトルをつけました。
写真一枚だけでは伝わらないとは思ったのですが、彼女(彼)は
アンドロイドです。
一人の男に使えていたアンドロイド。その男が亡くなった今も、変わらず男を待ち続けている。長い年月ずっとずっと。
いつしか彼女には心が芽生え、そして壊れ、それでもずっと待ち続ける。
機械であるはずの彼女の顔は、どことなく男の顔に似てきている。
というコンセプトの元、撮って頂きました。少しでも参考になれば幸いです。







最後にー




見てくださって本当にありがとうございました。

皆様に、作品を通して触れあえる事を願って



AM4:27-SELFISH 代表 須藤飛鳥